製造の強み

中小では珍しいプリプランジャー式射出成形機を保有

当社では、中小プラスチック製品製造業には少ないプリプランジャー式射出成形機を保有しています。

プリプランジャー式射出成形機とは?
プリプランジャー式射出成形機は、可塑化スクリューと射出シリンダーが独立している方式となります。
インライン方式射出成形機で使用するチェックリングが不要で、チェックリング部からの樹脂の逆流が生じることがなく、安定した射出を実現できます。

計量された樹脂密度が安定しますので、成形品の重量のばらつきを最小限に抑えることができます。
その結果、成形品の寸法が安定し、バリやヒケの発生も抑えやすくなります。
成形品の離型抵抗も安定しますので、突き出し時の変形状態も安定させることができます。

プリプランジャー方式射出成形機に適している成形は次の通りです。

  • 精密な電子部品等の多数個取り成形
  • 特殊長繊維フィラー等の合成樹脂成形
  • 生分解性ポリ乳酸などの収縮率の高い成形

プリプランジャー式成形機以外にも、スーパーエンプラ等の精密インサート複合成形を主に横型/竪型成形を問わず対応可能です。

成形金型を企画開発出来る技術力を保有

創業以来培ってきた金型の技術ノウハウを活かし、自社で成形金型を企画開発出来る技術力を有しています。
お客様の製品図面を基に、お客様に成形金型の仕様を確認・提案しながら、高品質の製品を実現させています。

フープ成形では、インサートする金属部品自体の加工 (プレス、鍛造等) も必要ですので、当社が金型メーカーと一緒に金属加工の金型まで製作しております。

生産能力

生産能力は、小型部品で月産3万個程度です。大型部品で月産5千個~1万個程度まで対応可能です。
(※製品取り数及びサイクルに異なります。)

製造機器については、保有設備ページをご覧下さい。

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